最近耳にするロボアドバイザーって何?
ウェルスナビって名前は聞くけどどんなものなの?
ロボットが自動で投資してくれるってどういうこと?
全自動で投資が出来るロボアドバイザーの【ウェルスナビ】が最近有名で人気ですね。
自動で資産運用してくれるロボアドバイザーの中でも有名な【ウェルスナビ】について、その特徴のメリットやデメリット、過去の投資実績をご紹介します。
- 時間がなく忙しい中でも資産運用したい人
- ウェルスナビを検討している人
- 投資の知識が全くなくても手軽に投資で稼いでいきたい人
ウェルスナビ・ロボアドバイザーは手軽に始められる資産運用!
ウェルスナビは、ロボアドバイザーを使い世界水準の金融アルゴリズムに基づいて自動で資産運用を行うサービスです。
プロの投資家であるロボットに資産運用を手助けしてもらうため、投資初心者にとっては心強く手間も掛からず楽という点が一番の特徴です。
預かり資産、運用者数、そして知名度などで高い実績を誇っています。
運用実績については、4年半と言う短い間でプラスを出していますし、信頼できる良いサービスでしょう。
また、信頼性が高い点以外にもスマホ1つで資産運用を完了させることやリスク許容度を診断してくれるなど、気軽に資産運用が始められる要素が多くあります。
資産運用をしたいと思っていても、毎日忙しく勉強する時間や実際に資産運用をする時間が取れない人は多いと思います。
ウェルスナビは、自分が資産運用に詳しくなくとも難しい判断などはプロの投資家と同等のスキルを持ったロボットが自動で資産運用をしてくれます。
これを機に、ウェルスナビ・ロボアドバイザーの力を借りて資産運用を検討してみましょう。
ロボアドバイザーとは?
ロボアドバイザーとは、ロボットやアルゴリズムにより資産運用を手助けしてくれるサービスです。
手助けの範囲は幅広く、アドバイスのみを行っているものや、運用まですべて自動化で行ってくれるものもあります。
ロボアドバイザーは提案型と投資一括型の2種類に分けられます。
どちらも資産運用初心者が始めやすい投資となっていますが、それぞれ特徴があるので紹介をしていきます。
提案型
提案型、アドバイス型、助言型などそれぞれの言い方がありますがどれも意味合いは同じです。
ユーザーのリスク許容度を診断し、その結果の中で最適な投資の配分を提案してくれます。
提案型の特徴は、ロボアドバイザーが行ってくれるのは提案までで実際に動くのは自分です。
自分で投資の発注、運用等の工程を行い、状況に応じては自分で判断し追加の資産配分をする必要があります。
提案型のロボアドバイザーは無料でサービスを受けられることが多いです。
費用をできるだけ落として気軽に資産運用を始めたい人や、資産運用をする時間はあるが知識はなくノウハウを知りたい人におすすめです。
投資一括型
投資一括型、投資一任型などの言い方がありますが全て同じ意味合いです。
提案型と同じくリスクの許容範囲を診断した上で、最適な資産運用をロボアドバイザーが提案し、それに応じて資産運用を始めます。
提案型と違う所は、その後の投資の発注や運用、追加の配分の判断などすべてロボアドバイザーが行ってくれます。
自分で行う動作がほとんどないため、初めの判断と資金を預けさえすればすべての工程をロボアドバイザーに任せれば大丈夫です。
手数料はかかりますが全ての手間を省いてくれるのでほとんど稼働がかかりません。
また、投資のプロと同等のスキルを持つロボアドバイザーが資産運用をしてくれるためリスクが最小限に抑えられます。
ウェルスナビは、全ての工程をロボアドバイザーが行うこちらの「投資一括型」を取っています。
ウェルスナビ・ロボアドバイザーの特徴ついて
ウェルスナビの特徴について重要な点を5つご紹介します。
- 資産運用をすべて自動でしてくれる
- 「長期・積立・分散」をサポート
- 資産運用をスマホ1つでできる
- 節税ができる
- 振込手数料が無料
特徴① 資産運用をすべて自動でしてくれる
先ほどご紹介した通り、ウェルスナビは投資一括型のロボアドバイザーで資産運用が行えるサービスです。
提案型と比べ、自分でする手続きや判断が極端に少なく便利です。
副業で資産運用をしたいと思っているが時間のない人や、一から資産運用を勉強するのが面倒な人、投資のプロに任せたいと思っている人におすすめです。
特徴② 「長期・積立・分散」をサポート
資産運用において、「長期・積立・分散」は基本とされていますが、ウェルスナビは基本に忠実に資産運用のサポートをしています。
「長期・積立・分散」を具体的にすると以下の説明になります。
『10年以上の長期間で、毎月などの決まった間隔、同じ金額を、世界の様々な資産に分散をして運用を行うこと』
世界の経済活動に対して分散しコツコツと投資することで、リスクを分散し利益を得ることを目指します。
資産運用を成功させるポイントは、仕組みを理解し感情的にならないことです。
株式市場が変動したら、それに合わせて積み立てる金額や時期も調整したいと思うのが人間の心理ですが、そのような行動をすると損をするリスクも高まってしまいます。
ウェルスナビはロボットが運用するため、感情任せに投資することはありません。
コツコツ長期的に冷静に続けることが成功のコツでしょう。
特徴③ 資産運用をスマホ1つでできる
ウェルスナビは、スマホがあればロボアドバイザーでの資産運用がスタートできます。
基本的に自分では何もしませんが、最低限必要な入金、出金、積立の動作もすべてスマホで完結します。
自分で資産運用をしようとすると、運用状況を細かくチェックするために最新のパソコンを揃える人が多いですが、ウェルスナビはそのような必要もありません。
ウェルスナビは資産運用の状況もスマホで確認できます。
ログインをすることで確認できるため、いつでもすぐにチェックできるようにブックマークをしておくと便利です。
特徴④ 節税ができる
ウェルスナビは、特定口座を利用の投資家に節税ができる「DeTAX(デタックス)」が適用されます。
デタックスとは、税負担を自動で最適化する機能です。
資産運用の分配金の受取などで利益が出た際に、支払う必要のある税金が発生しますが、デタックスは税負担が4,000円を超えるときを目安に翌年以降に税金を繰り延べます。
必ず税負担を繰り延べることを保証するものではありませんが、何もなければ普通に税金を支払う必要があるため、自動で税金の最適化をしてくれるのは嬉しい機能です。
特徴⑤ 振込手数料が無料
ウェルスナビの口座への入金方法は3種類ありますが、手数料無料のクイック入金を行うことをおすすめします。
ウェルスナビで行える口座への入金方法の詳細は、以下の3つとなります。
- クイック入金
3万円以上の振り込みから利用ができます。ネオモバを利用している人は1万円の入金から可能です。 - 振込入金
投資家専用の振込口座に振り込みに行く方法です。この場合手数料は自分で負担しなければなりません。
- 自動積立
自動積立を行う際の手数料は無料です。
また、配当金など資産運用で得た利益を引き出す際は手数料無料で、いつでも引き出すことができます。
ウェルスナビ・ロボアドバイザーの注意点について
何事も新しいことを行う時にはリスクが付いてきます。
ただ、注意点を知っておきリスクを最小限に抑えることはすごく重要です。
「こんなデメリット聞いてない!」とならないように事前に知っておきましょう。
ウェルスナビで資産運用を行う際の注意点を3点まとめました。
- 初期費用が10万円以上かかる
- 短期的にたくさん稼ぐことができない
- 元本割れの可能性がある
注意点① 初期費用が10万円以上かかる
ウェルスナビでは、投資家に合った最適な資産運用を行うため10万円からの投資が可能となっています。
投資の業界全体で見ると10万円は少額な方ですが、今はクラウドファンディングなどで1万円から投資ができるものもあります。
投資経験がある人にとってはメリットを理解すれば抵抗はないと思いますが、投資初心者にとっては高いと感じる人もいると思います。
ただ、ウェルスナビが始まったころの資産運用では100万円からしか適切な資産運用のプランを組めませんでした。
従来から最低投資金額が100万円、30万円、10万円と減ってきています。
当初に比べれば100分の1まで最低投資金額が下がっているため、取り組みやすくなりました。
注意点② 短期的にたくさん稼ぐことができない
ウェルスナビは、「長期・積立・分散」と言う基本に沿って資産運用を行うようロボットにプログラムしています。
リスクは低くなりますが、大きな利益が短期間で出ることもありません。
ウェルスナビの資産運用は俗に言うローリスク・ローリターンの投資が基本でしょう。
しかし、ウェルスナビではリスクの許容範囲を広めにとることができます。
大金を短期で稼いで大儲けという訳にはいきませんが、意図的に少々のハイリスク・ハイリターンを作ることもできます。
注意点③ 元本割れの可能性がある
ウェルスナビは、ローリスク・ローリターンの投資とご紹介しましたが、元本を保証されたものではありません。
基本的に、ウェルスナビは可能な限りのリスク分散を行っていますが、損失が出る可能性がゼロという訳ではありません。
社会のお金の動きは、誰かひとりが操作しているわけではないので意外性の事象が起きる可能性もあります。
例えば、経済・景気の動向が変わり海外ETFの価値が大幅に下がってしまうと元本割れを起こしてしまい、損をする危険性があります。
どの投資にもリスクはつきものですので、しっかり知識を頭に入れておいてください。
ウェルスナビ・ロボアドバイザー過去の実績について
ウェルスナビはサービス開始直後の2016年1月~2020年11月の運用実績を公表しています。
ウェルスナビではリスク許容度が5段階用意されています。
リスク許容度1が最もローリスク・ローリターンで、リスク許容度5が最もハイリスク・ハイリターンとなります。
まず、サービス開始直後から2020年11月までのドル建ての結果は、累計元本額2.44万ドルに対して、資産運用評価額はリスク許容度に応じて3.02万ドル~3.46万ドルとなりました。
23.8%~41.8%がプラスとなっています。
また、サービス開始直後から2020年11月までの円建ての結果は、累計元本額274万円に対して、資産運用評価額はリスク許容度に応じて314万円~360万円となりました。
14.7%~31.5%がプラスとなっています。
ウェルスナビは運営開始から最適なタイミングを逃さず大事な資産の運用を行ってきたため、ドル建て・日本建てどちらもプラスと言う良い結果を生んできました。
現在の最新のデータでは4年半の実績となっていますが、モデルケースとして良い額のリターンを得ることに成功しています。
ウェルスナビの会社情報
ウェルスナビを運営している会社の概要は以下の通りです。
社名 | ウェルスナビ株式会社WealthNavi Inc. |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第2884号 |
資金移動業者 | 関東財務局長 第00071号 |
加入協会 | 日本証券業協会 |
一般社団法人 | 日本投資顧問業協会 |
一般社団法人 | 日本資金決済業協会 |
設立年月日 | 2015年4月28日 |
役員 | 代表取締役 柴山 和久 |
取締役 | 廣瀬 学 |
社外取締役 | 東後 澄人 |
監査役 | 榎本 明 |
監査役 | 松野 絵里子 |
監査役 | 藤本 幸彦 |
資本金 | 14億2,968万7,500円 ※2020年12月21日現在 |
住所 | 〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル9F 地図 |
事業内容 | 金融商品取引業 |
法律顧問 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所・潮見坂綜合法律事務所 |
会計監査人 | あずさ監査法人 |
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