フードデリバリーの配達員が気軽に出来るアルバイトとして、学生やフリーター、または副業としても人気となっています。
新型コロナ以降で働き方や飲食店の在り方の変化がこういったフードデリバリーの浸透の加速となりましたが、出前館はそれよりも以前からフードデリバリーとして定番のサービスでした。
出前館の配達員って稼げるの?
報酬や始め方は?
今回はこのような疑問にお答えします。
空いた時間に身体を使って気軽に稼ぎたいと思っている方は必見です。
出前館は即金アルバイトとして稼げる!
出前館は、フードデリバリーを長年行っており、普段使いがしやすいチェーン店を中心に加盟店を増やしています。
出前館の配達員は複数のエリアで募集されており、どんどん配達員の数も増やしてサービスの規模も大きくなっています。
出前館の配達員は、アルバイトとして採用される場合と、UberEatsと同じように業務委託の個人事業主として仕事を受ける2種類の方法があります。
以前、出前館はアルバイト配達員しか募集をしていませんでしたが、2020年5月から業務委託配達員の募集が始まり、人気の働き方として注目されています。
また、アルバイトの場合は、給料の日払いや週払いにも対応しており即金になる仕事として人気です。
それぞれの働き方に良い点があるため自分に合った働き方を選択できるところが出前館の特徴です。
出前館の配達員はどれくらい稼げるの?
出前館の配達員は、アルバイトと業務委託としての働き方がありますが、それぞれ報酬の制度が違います。
それぞれの報酬の違いをご説明します。
出前館のアルバイト配達員
雇用契約を行うアルバイトでは時給制を採用しており、エリアによって異なりますが、1,000円~1,300円程度です。
配達件数に左右されず、報酬は時給で一律です。
また、アルバイトはシフト制です。
例えば、シフトを1日に4時間入れたら、時給1,300円のエリアの場合だと5,200円稼ぐことができます。
一般的になじみのある給料の制度です。
出前館の業務委託配達員
個人事業主として働く業務委託では、配達1件ごとの固定報酬制を採用しています。
報酬額についてはエリアによって異なります。
- 関東エリア:715円(税込) 東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県
- 関西エリア:660円(税込) 宮城県、大阪府、広島県、福岡県
移動距離などは関係なく、1件一律の報酬となります。
例えば、1時間に2件配達できれば関東の場合1,430円、関西の場合1,320円の時給です。
移動距離が遠すぎると損になるため、配達は3km圏内の移動しかありません。
出前館配達員の始め方
出前館配達員の始め方も、アルバイトと業務委託でそれぞれ違うため順番に説明していきます。
出前館アルバイト配達員の場合
■出前館アルバイト配達員の求人サイトから、希望のエリアが募集されているか確認します。
■希望エリアの応募フォームより、名前や連絡先の情報を入力すると応募は完了です。
■その後、出前館の採用担当から連絡が来るため、面接や必要な書類について指示をもらいます。
■審査に通った後は、出前館の事務所に行きます。そこで専用端末、車両など必要なものを借り、配達スタートです。
出前館業務委託配達員の場合
■まず、出前館業務委託の配達員募集債へアクセスします。
■業務委託の募集を確認し、希望のエリアがあるか詳細を見ましょう。
■希望のエリアの応募フォームを選択した後、WEB説明会の日程を決めます。
■その後説明会で受けた指示通り、必要書類を用意し審査を受けます。
■審査の結果と一緒に配達パートナー用アプリのIDとパスワードも届くためアプリをインストールしログインしておきましょう。
■配達初日に配達拠点に行きアプリの使い方や領収書の書き方などを細かく習います。
指導を受けた後は帽子をもらい、配達を開始することができます。
出前館で稼ぐためのコツは?
出前館の配達員には、アルバイトと業務委託がありますが、アルバイトは時給制であるため稼げるコツのようなものはありません。
稼ぎたい分、シフトに入りましょう。
一方、業務委託の配達員はコツを掴めば同じ時間でも多くの額を稼ぐことができるため、その方法を詳しく説明します。
移動を効率よく行う
業務委託の配達員は1件当たりの固定報酬であるため、移動距離がどれだけかかっても一律で給料は決められています。
その分、担当エリアは3km圏内で設定されているため遠すぎる配達はありませんが、移動時間が短いほど、沢山の配達をこなせます。
移動を効率よく行うには、地図アプリの誘導にない抜け道を覚えたり、信号のタイミングを見計らって進むルートを変えたり、エリアを熟知する必要があります。
ただ地図アプリが指定したルートに従うだけではなく頭を使って移動しましょう。
お客さんの前でもテキパキ行動
1度に複数の商品を注文をするお客さんもいます。
商品の量で、配達員の報酬は変わりません。
そのため、商品の数が多いお客さんには工夫が必要です。
商品をバックから出す順番を考えたり、商品を出している間にお金を用意してもらうようにするなど、周りを確認しながら時にはお客さんに協力をお願いしましょう。
配達員が少ない時間、注文が忙しい時間を分析
エリアによって、他の配達員が少ない時間帯や注文が多く入る時間帯が違います。
自分に配達が多く回ってきた方が報酬は上がるため、配達員が少ない時間に働く方が得です。
また、注文が多い時間の方が待機時間は少なく、より多くを稼げます。
自分のエリアを良く分析することは、報酬を上げる近道です。
配達員はどんな仕事をするの?
出前館の配達員の仕事は、お客さんから注文が入った商品を届ける仕事です。
ただ届けるだけではなく、料理が崩れにくいようできるだけ出来立てに近い状況で配達する必要があります。
そのため、安全性やスピードは配達員にとって重要です。
ただ、行動自体は【移動→飲食店→移動→お客さん】の繰り返しであるため特に難しいことはありません。
単純な仕事だと思わず、できるだけお客さんのことを思い丁寧な仕事を心掛けましょう。
出前館配達員の魅力
出前館配達員の魅力を4つご紹介します。
出前館配達員の魅力4選
- 業務委託かアルバイトか働き方が選べる
- 固定報酬制で安定して稼げる
- 担当エリアが決まっていて距離の移動がない
- エリア担当のスタッフがすぐに相談に乗ってくれる
それでは1つずつ解説します。
魅力①:業務委託かアルバイトか働き方が選べる
出前館の配達員はご紹介している通り、業務委託かアルバイトとしての働き方を選択できます。
お客さんのもとに商品を届ける基本の動きは全く同じですが、待遇や働く方法は全然違います。
2つの働き方の違いをまとめました。
業務委託 | アルバイト | |
勤務時間 | 自由(事前申告なし) | シフト制(事前申告あり) |
報酬 | 1件ごとの固定報酬 | 1時間ごとの時給報酬 |
配達エリア | 3km圏内で毎度同じ | |
指定の身だしなみ | 帽子のみ | 帽子、制服、バイク、バック |
給料の支払い | 月2回 口座振り込み | 日払い、週払い可能 |
同じ出前館と言う看板を背負う配達員ですが、業務委託とアルバイトでは全くと言っていいほど制度が違います。
業務委託の1番のメリットは、勤務時間です。
事前申告無しで働ける自由度の高さは魅力的です。
しかし、口座振り込みで月2回の方法しか給料の支払いができないなど制限もあります。
一方、アルバイトのメリットは即金で日払い、週払い報酬が選べることがメリットです。
急にお金が必要な場合や生活費がぎりぎりの時に助かります。
その分、シフト制で働く時間に制限があり、臨機応変な対応はできないでしょう。
それぞれメリットとデメリットがあるため自分に合った働き方が選択できます。
魅力②:固定報酬制で安定して稼げる
アルバイトの時給、業務委託の1件報酬どちらにせよ出前館は固定報酬となります。
固定で報酬が決まっているため、安定していますし計算がしやすくどれだけ稼いだかすぐにわかります。
報酬の変動がないことは、安定的に稼げる出前館の魅力の1つです。
魅力③:担当エリアが決まっていて距離の移動がない
出前館では、担当エリアが決まっています。
業務委託の場合、1件の配達で報酬が決まり移動距離は関係ありません。
例えば、飲食店からのAさん自宅までの距離は1㎞、飲食店からBさん自宅までの距離が5㎞であった場合Aさん、Bさんはどちらも同じ報酬です。
それではBさんのデリバリーは配達員が損をしてしまいます。
そのようなことが起きないために、出前館では担当エリア制を取っており3㎞県内の配達しか任せられません。
固定報酬に伴い、配達員が公平に報酬を選ら得るよう工夫されています。
魅力④:エリア担当のスタッフがすぐに相談に乗ってくれる
出前館の配達エリアには、エリアごとに拠点があります。
拠点にはエリア担当のスタッフが在中しており、何か困ったことがあったらすぐに対面で相談に乗ってくれます。
他のフードデリバリー会社だと、電話でサポートしてくれる部署はありますが、あくまでも電話です。
対面して相談にすぐに乗ってもらえるのは、拠点が近くにあるからこそのメリットです。
出前館の配達員を行う上での注意点
出前館の配達員を行う上での注意点を3つご紹介します。
- 1件の配達に時間を掛けすぎない
- アルバイトの場合はシフト制
- 業務委託の場合1回の説明で配達員アプリの使い方を覚えなければならない
注意点①:1件の配達に時間を掛けすぎない
業務委託の場合報酬に影響するため、時間をあえてかけすぎることはしないでしょう。
アルバイトの場合は配達件数に報酬が左右されないため、ゆっくり配達を行おうと思っている人もいるかもしれません。
しかし、いつまでも配達時間を掛けて良いという訳ではなく、1件ごとに配達完了時間が設定されます。
配達員は、その時間までに配達を完了させなければなりません。
配達完了時間を大きく越すと、社員から指摘が入ることがありますが、それ以前に必要以上にお客さんを待たせてしまってはいけません。
注意点②:アルバイトの場合はシフト制
フードデリバリー業界では、フリーに働く時間を決められる方法が多いですが、出前館のアルバイトの配達員はシフト制です。
急に仕事がしたいと思っても、そのタイミングでできないため注意しましょう。
その他にも、他の企業は業務委託のみで配達員を募集している所が多く、アルバイトで募集していることは珍しいです。
良い点も多いですが、他社との違うことも頭に入れておきましょう。
注意点③:業務委託の場合1回の説明で配達員アプリの使い方を覚えなければならない
業務委託で配達員を行う場合は、基本的に拠点に行くことがありません。
拠点に行くよう指示されるのは、稼働初日のみです。
稼働初日には、アプリの使い方や領収書の書き方を教えてもらう時間も取ります。
教えてもらえるのはその1回のみで、不明点はそのうちに解消しておかなければなりません。
もし再度質問をする場合は、行かなくても良い拠点に行く必要があるため少し面倒です。
教えてもらったことは、1回で覚えられるようメモを必ずしましょう。
出前館の配達員はすぐにお金が欲しい人におすすめの仕事!
出前館は業務委託とアルバイトの働き方2種類を選択することができ、日払いで給料をもらえる働き方も選べます。
例えば、毎日の生活費が足りなくカツカツな人や、急に飲み会のお金が必要になることが多い大学生など、幅広い人に出前館のアルバイトは人気です。
ぜひ、この記事を参考にして自分にあった働き方を選択してください!
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