突然ですが皆さんは副業をしていますか?
総務省「就業構造基本調査」によると、副業している人の割合は、2012年の3.6%から2017年は4.0%とわずか0.4%しか上昇していなかったのが、2019年の調査で、正社員のうち既に副業を行っている人の割合が10.9%であったそうです。
2021年はコロナの影響で仕事を失った人や収入が減った人、ステイホームで時間が出来た人などによって、更に副業を始めた人が多くなっているでしょう。
ここ数年で副業の認知度や副業をやる人の増加率は大きく上がっています。
また、現在副業を行っていない人の中で、副業をしたい意欲がある人の割合は半数近くとのことも。
非副業者の副業への関心自体も年々増加しています。
まだ副業をやっていない人は、自分には関係ないと思わず副業をやる事を検討してみましょう。
副業をやらないとヤバい理由
これからの時代は「一寸先は闇」という言葉がふさわしいくらいに、何が起こるかわからず不安定です。
現在の新型コロナウイルスがいい例です。こんなことになるなんて誰が予想できたでしょうか。
そんな先行きの見えない不安定な社会にあって、本業の収入に依存していることは最も危険なリスクです。
副業をやらないとヤバい理由
- 終身雇用の崩壊
- AIによって仕事は奪われる
- 病気やケガなどによるリスク
終身雇用の崩壊
入社した会社で定年まで働くといういわゆる終身雇用を実現できる確率は、男性で32パーセント女性で6.5パーセントです。
「え?そんな低いの」と思いますよね。
しかも、ただでさえ低い数字なのですが、この数字は年々さらに減少しているということです。
- 終身雇用
- 定年退職
- 年金生活
- 安泰
こういった一昔前の概念は既に崩壊に向かっています。
今のミレニアム世代や若い世代の人たちにとっては、もう既にこの概念の考えはないかと思います。
一番危険なのは、この概念が未だ刷り込まれている世代なのかもしれません。
AIによって仕事は奪われる
さらに、最近ではコンピュータやAIの進化によって、多くの人が仕事を奪われることになると予測されているのをご存じでしょうか?
2015年にオックスフォード大学の教授が論文の中で「10年後になくなる仕事」を発表しました。
その中には高給取りである弁護士や教師など、700以上の職種が含まれていました。
今現在、安定していると思われているそういった職業でさえ未来は危ういのです。
皆さんの今現在の仕事はどうですか?
「絶対に人間では無いとできない」と心から言うことが出来ますか?
さらに、最も機械化が難しい「接客」という分野ですら既に機械が人の代わりをし始めています。
最近ではコンビニやスーパーでも見かけることが多いですよね。
このように人間の仕事はどんどん奪われてしまっているのです。
もちろんそれで生活が豊かになるかもしれませんが、職を失えばお金が無くなってしまいます。
お金が無くなれば生きていくことが出来ないわけで。
今後、人間の仕事がコンピュータやAIに奪われるリスクはますます高くなっていくと考えられます。
病気やケガなどによるリスク
また、今現在バリバリ働いている方も病気やけがによっていつ働けなくなるかわかりません。
こればっかりは誰にも予想することが出来ないですからね。
病気やケガなど不運な事は誰にでもいつでも起こりえる事なので、起こってしまっては仕方ないですが、そのリスクに対して予め準備や備えておく事は出来ます。
なぜなら、いざそうなって働けない、クビになってしまい収入が無くなってしまっても誰かが助けてくれるわけではありません。
もし仕事がなくなってもその被害が自分だけならまだよいですが、奥さんや子供がいる方は目も当てられないことになってしまいます。
一気に人生のどん底へと突き落とされてしまいます。
しかし、会社はもうあなたのことを守ってはくれません。
「自分の身は自分で守る」そういう世の中の流れになってきているのです。
副業によって得られるメリット
説明してきたように、様々なリスクが現時点で想定出来ているなら、副業を始めない理由はないでしょう。
個人が副業について考えるのはとても重要なのです。
- 不安が無くなる
- スキルが身につく、自信がつく
- シンプルにお金が貯まる
不安が無くなる
副業で安定した収入を得ることが出来れば、「会社が倒産したらどうしよう」とか「クビになったらどうしよう」などと考える必要がなくなります。
なぜなら、誰にも依存していないからです。
また、現在の仕事や上司に例え不満があったり今の会社がつまらないと感じても、本業の収入だけだと「辞める勇気」はなかなか持てません。
収入が0になってしまう不安から、我慢し続ける日々を送るはめにだってなり兼ねません。
それが一体幸せなのでしょうか?
人生は一回なのです。
副業をする事でその不安が消えれば、自分のやりたい事をやる、生きたいように生きることも出来るようになるのではないでしょうか?
スキルが身につく、自信がつく
「自分一人でも生きていけるスキルを身に付ける」これが重要になってきます。
世の中ではスキルや能力が求められているのです。
はっきり言えば、本業の仕事にも活かせるスキルがあれば本業の会社からも重宝されます。
逆に言えば、何もスキルがなく誰でも出来る誰でも替えの利く仕事を淡々とやっている人というのは、市場価値が低いのです。
副業をやる事で、これまで自分が出来なかった事や知識がついたり、更にスキルアップしたりとあなた自身がパワーアップします。
そして自分で稼いでいけたりビジネスが出来ると、あなたの能力は格段に上がります。
その頃には、あなたには自信もついているでしょう。
シンプルにお金が貯まる
お金はあなたを不安にさせたり安心させたりと、人生や生活と切っても切り離せないのは事実でしょう。
副業で大きく稼ぐことが例え出来なくても、月に2、3万円でも稼いだら固定費の一部の支払いは浮かせられるでしょう。
あなたの趣味や楽しみの一部は副業の収入で賄えるでしょう。
2、3万円ならしょーもないと思っているかもしれませんが、長期的に見たら決してバカに出来ません。
もしその副業の収入を貯めた場合、下記の表のようにお金が貯まります。
経過年数 | 月3万円稼いだ場合 | 月5万円稼いだ場合 |
---|---|---|
1年 | 36万円 | 60万円 |
2年 | 72万円 | 120万円 |
3年 | 108万円 | 180万円 |
4年 | 144万円 | 240万円 |
5年 | 180万円 | 300万円 |
10年 | 360万円 | 600万円 |
20年 | 720万円 | 1200万円 |
30年 | 1080万円 | 1800万円 |
この表を見たら否が応でも副業を始めたくなりますよね。。。
【結論】これからの生き方は副業が大事
医学の進歩によって寿命が延びたことにより「老後」の時間が増えました。
長く生きることが出来るのは大変喜ばしいことではありますが、同時にお金の心配もしなくてはいけません。
ですが、老後二千万円問題や年金問題などで老後をとても国に頼れるような状態ではないですよね。
更に老後になると以前のように体が動くわけではないので、出来る仕事も限られてきてしまいます。
しかし、近年のインターネットの発達のおかげで在宅で出来る副業も誕生してきています。
そんな副業を現役時代に身に付けておけば「お金」の心配も少しは減らすことが出来るのではないでしょうか。
しかも、自分が好きな趣味や特技を副業にすることが出来れば、老後の生活にもハリが出来て生きがいにもなるでしょう。
こんな時代だからこそ本業一本ではなく、副業もやる事が非常に大事になってきます。
それでは最後までお読み頂き有難うございました。
本記事があなたの副業を始めるきっかけになれば幸いです。
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